【特 長】
☆ ノンアルコール化でき、コストダウンが図れます。
☆ 一定の水膜保持ができ、水量コントロールが容易です。
☆ 版の不感脂化を高めるため、シャドー部及び毛抜き文字等、目あきが良好です。
☆ インキへの過度の吸水、乳化を防ぎブリード等生じません。
【濃度管理方法】
『アストロマーク3』を効果的に使用するにあたって、最も重要なのが給湿液の濃度管理です。最適濃度は 1 〜 3%ですが、pH 管理や導電率管理で給湿液を添加する場合、湿し水中にインキ・炭酸カルシウム・紙粉等が絶えず混ざり合っており、これら の要因で pH や導電率は変化し給湿液が正しい濃度で添加されません。また、地下水の使用や一部地域での水道水では、pH 管 理や導電率管理が不可能な場合があります。そこで、『アストロマーク3』は外的要因の影響を受けない定量添加方式による濃 度管理をお奨めします。
【使用方法】
1 〜 3% 濃度で定量管理します。標準使用濃度は 2% で設定します。
(印刷機のタイプなどの諸条件により、濃度設定が変わります)
【湿し水交換の目安】
・ 湿し水の pH が 6 を超えると、版面の不感脂化が低下することがあります。pH6 を湿し水交換の目安にしてください。
・ 2 週間に 1 度の割合で交換してください。
【使用上の注意】
★ 従来の給湿液とは水上がり量が異なりますので、最低給水量を確認してから印刷を開始してください。
★ 他の給湿液と混合して使用すると、十分な効果が得られない場合があります。
★ 過剰添加すると印刷品質に影響を与えますので、適正な濃度で使用してください。
★ 原液が刷版画像部に付着しないようにご注意ください。
★ 保管状況により本液が変色する場合がありますが、製品の性能に問題ありません。
ご使用前に必ず安全データシート(SDS)をお読みください。